トーキョー・バビロン [読書。]
図書館に依頼して買ってもらえた本の第一弾。
馳星周の本は、読むと気分が悪くなって、読後の感想もすっきりしない。
ドロドロしてイヤーな気分になってしまう。
裏切ったり裏切られたり、嘘ついたりつかれたり。
そして、出てくる人間は、いつもワンパターン。
ヤクザ、水商売の女、外国人。
・・・でも、意外と好きなのだ。
実はほっとんどの著作を読んでると思う。
今回は、というか今回も、ヤクザな男と、ヤクザに弱みを握られてる男と、水商売の女と、
博打にハマった会社員が出てくる。
それに消費者金融とヤクザと警察という、すごい組み合わせ。
ちょっと楽しめそうかなーと思って読み始めたけど、イマイチ。
うーん。
どぎつさもないし、なんかちんまりまとまっちゃったなーって印象。
新刊だから、読みたい〜〜〜と思ってリクエストしたけど、ちょっとなぁ。
残念。
個人的には、この前に出た「楽園の眠り」が意外と好きだった。
女子高生とコドモの組み合わせ。
実の子供を虐待する警察官。
なんとなく子供を保護したい気分の時に読むと良いでしょう(笑)
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