原爆の日@長崎 [思うこと。]
今日は、62回目の長崎の原爆の日。
小さい頃から祖父母のところに行っていたので、長崎はとても身近なところ。
そして、原爆も身近なところにあった。
だからこそ、戦争を知らない私でも、二度とこのような悲劇は起こさせない、と心に誓う。
原爆と言うと、この時のことをいつも思い出す。
アメリカで、US Historyの授業の中で、原爆の映像を見せられたことがあった。
きのこ雲が画面に出たとき、生徒たちは歓声を上げた・・・。
その時の私は、ただただ、呆然としてただけ。
あれは、私にとって本当にカルチャーショックだったのを思い出す。
私にとって原爆とは、悲劇そのものであったから。
喜ぶとか、歓声をあげるとか、そういった話題でもなかったから。
思うところはいっぱいあるけれど、その時は伝えられなかった。
じゃあ、今なら伝えられるのか?!
・・・ノーとしか言えない。
被爆者たちの高齢化に伴って、体験をお話してくれる語り部さんたちの数も
年々減っている。
語り部さんのようにはなれないけど、私でもできることがあるかもしれない。
ちょっとだけそんな気になった。
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